クライアントワークステーションのパフォーマンスに対する動画透かしの影響 - Security Center 5.10

Security Center 管理者ガイド 5.10

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Security Center 5.10
revised_modified
2021-03-26
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動画透かしによって Security Desk のワークロードは増大します。パフォーマンスを許容水準に維持するためには、この機能を有効にする前に、クライアントワークステーション機能の再評価が必要になる場合があります。

ワークステーションのパフォーマンスに対する透かしの影響

動画透かしはクライアントワークステーションによってレンダリングされます。この追加の負荷によって、同時表示可能なライブ動画ストリームと再生動画ストリームの最大数は少なくなります。表示可能なタイルの最大数は、ハードウェアアクセラレーションが有効化された状態で平均 10% 減少します。ハードウェアアクセラレーションなしのマシンでは、この数字は 30% に達します。パフォーマンスへの影響は動画解像度によっても増加します。

次の表は、サンプルクライアントワークステーションが、ソフトウェアレンダリングとハードウェアレンダリングを使用し、VGA およびフル HD の解像度でタイルを表示する場合の性能を示しています。

VGA (640 x 480) @ 30 FPS H.264
レンダリング 動画透かしが無効 動画透かしが有効
ソフトウェア 31 タイル 24 タイル
ハードウェア 50 タイル 50 タイル
フル HD (1920 x 1080) @ 30 FPS H.264
レンダリング 動画透かしが無効 動画透かしが有効
ソフトウェア 7 タイル 5 タイル
ハードウェア 20 タイル 18 タイル
要確認: 透かしがある動画をハードウェアアクセラレーションで表示できるワークステーションを使用します。

動画エクスポートに対する動画透かしの影響

動画透かしでは、G64x、G64、および MP4 ファイルのエクスポートプロセスでトランスコードが発生します。動画透かしを有効化しているユーザーの場合、これらのファイル形式の動画エクスポートにかかる時間が長くなります。この遅延は、ハードウェアアクセラレーションのないクライアントワークステーションで最も大きくなり、最大でエクスポートする動画シーケンスの時間と同じ時間がかかる場合があります。ハードウェアアクセラレーションにより、透かしのある動画のエクスポート時間を大幅に短縮できます。向上するパフォーマンスはグラフィックスプロセッシングユニット (GPU) に応じて異なります。

次の表は、サンプルクライアントワークステーションが、ソフトウェアレンダリングとハードウェアレンダリングを使用し、10 分の動画シーケンスを MP4 にエクスポートする場合の時間を示しています。

フル HD (1920 x 1080) @ 30 FPS H.264。10 分のシーケンスを MP4 形式にエクスポート
レンダリング 透かしが無効な場合のエクスポート時間 透かしが有効な場合のエクスポート時間
ソフトウェア 10 秒 8 分
ハードウェア 10 秒 46 秒
要確認: 透かしがある動画をハードウェアアクセラレーションでエクスポートできるワークステーションを使用します。