新規訪問者のチェックイン - Security Center 5.11

Security Desk 入門ガイド 5.11

Applies to
Security Center 5.11
Last updated
2022-11-23
Content type
ガイド > ユーザー ガイド
Language
日本語
Product
Security Center
Version
5.11

訪問中の訪問者関連アクティビティを終始監視できるよう、訪問者は、訪問者管理タスクを使ってチェックインする必要があります。このチェックインは、訪問者を事前登録し後ほどチェックインする方法と、新たな訪問者データを作成して即時にチェックインする方法のいずれかにより行うことができます。

始める前に

アクセスルールを直接訪問者に関連付けることはできないため、任意の訪問者にアクセス権を付与するには、Config Tool 内でカード所有者グループを作成して該当する訪問者を所属させ、このグループにアクセス権限を割り当てる必要があります。カード所有者グループを作成します

手順

  1. ホームページから、[訪問者管理] タスクを開きます。
  2. [新規] () をクリックします。
  3. ダイアログボックスの上部で、訪問者の名前および苗字を入力します。
  4. 訪問者に写真を割り当てるには、シルエットをクリックし、次のオプションのいずれかを選択します。
    ファイルから読み込み
    ディスクから画像を選択します。標準的なすべての画像形式がサポートされます。
    ウェブカメラから読み込み
    ウェブカメラでスナップショットを撮ります。このオプションが表示されるのは、ワークステーションにウェブカメラが接続されている場合のみです。
    カメラから読み込み
    Security Centerで管理されるカメラからスナップショットを撮ります。[カメラから読み込み] をクリックすると、別のキャプチャダイアログボックスが開きます。動画ソースを選択してから、[スナップショット] () をクリックします。
    クリップボードから読み込み
    クリップボードにコピーされた画像を読み込みます。このオプションが表示されるのは、Windows のコピーコマンドを使用して画像をクリップボードにコピー済みの場合のみです。
  5. 写真を編集するには、クリックして画像エディターを開き、エディターのダイアログボックス上部にある編集オプションを使用します。
  6. [ステータス] セクションで以下の項目を設定します。
    注: 有効化日はチェックイン日と同一ですが、有効化日を将来の日に設定し、訪問者プロファイルを事前に作成しておくこともできます。
    ステータス
    訪問者の認証情報を機能させるには、そのステータスを [有効] にする必要があります。今すぐステータスを [有効] に設定するには、[チェックイン] ()、[保存] の順にクリックします。
    有効化
    プロファイルの有効化を設定します。
    無期限
    デフォルト値。訪問者を手動で確認する場合、または訪問者の到着時刻が不明な場合には、このオプションを使用します。
    特定の日付
    特定の日付と時刻に有効期限が切れます。
    有効期限
    プロファイルの有効期限を設定します。
    無期限
    有効期限はありません。
    特定の日付
    特定の日付と時刻に有効期限が切れます。
    最初の使用時に基づいて有効期限を設定
    初めて使用した日から指定の日数を経過した時点で有効期限が切れます。
    使用されていない場合
    指定した日数にわたって認証情報が使用されないと有効期限が切れます。
  7. 訪問者に認証情報を割り当てて、訪問者の挙動をシステム内で追跡できるようにします。
    注: この認証情報は、即時に割り当てることも、後ほど割り当てることもできます。
  8. 訪問者をカード所有者グループに割り当てます。
    カード所有者グループは、どのアクセスルールが訪問者に適用されるかを決定付ける要素となります。
    1. 最初のカード所有者グループを割り当てるには、[カード所有者グループ] 一覧をクリックし、カード所有者グループを選択します。
      注: 該当訪問者が属するグループとして構成済みのカード所有者グループのみ一覧表示されます。任意の訪問者を複数のカード所有者グループに所属させることもできます。
    2. 追加のカード所有者グループを割り当てるには、[詳細] () をクリックし、[アイテムの追加] () をクリックします。表示されるダイアログボックスで、カード所有者グループを選択し、[OK] をクリックします。
  9. 訪問者の電子メールアドレスを入力します。
  10. 訪問者の携帯電話番号を入力します。
  11. (オプション)訪問者に1台または2台のホスト(またはエスコート)を割り当て:
    1. [訪問者ホスト] 一覧をクリックし、任意のカード所有者を訪問者のホストとして選択します。
      ダイアログボックスが開き、次のメッセージが表示されます。エスコート必須オプションを自動的に有効にしますか?
    2. はい]をクリックして[エスコートが必要]オプションをオンにします。
      オプションがオンになっている場合、指定されたホストも一定の時間内に身分証明書を提示しない限り、訪問者は特定のエリアにアクセスすることはできません。
    3. (オプション) 2 人目のホストを割り当てるには、[詳細設定] () をクリックし、[アイテムの追加] ( ) をクリックします。ダイアログボックスが開くので、ホストとして割り当てるカード所有者を選択し、[OK] をクリックします。
      注: ホストが認証情報を提示する順番は重要ではありません。
  12. (オプション) [到着予定] フィールドに日時を入力します。
  13. (オプション) 訪問者用のカスタムフィールドを定義済みであれば、追加の訪問者情報を入力します。
  14. (オプション) [詳細設定] セクションで、次の訪問者プロパティを構成します。
    注: これらのプロパティの一部は親カード所有者グループから継承することができます。訪問者に特定の値が構成されている場合、[継承値に戻す] () をクリックし、親カード所有者グループからプロパティを継承します。複数の親グループが存在する場合、最も権限の高い値が継承されます。
    1. 訪問者に認証情報が割り当てられている場合、その訪問者にアクセス権限を付与します。
      延長許可時間の使用
      ドアに [拡張許可時間] パラメーターが構成されたドアを通過する時間を長くします。可動性が制限されている場合は、このオプションを使用します。
      アンチパスバックルールを免除
      すべてのアンチパスバック制限から除外します。
    2. [セキュリティクリアランス] フィールドに、訪問者のセキュリティクリアランスレベルを入力します。Security Center で脅威レベルが設定されている場合、セキュリティクリアランスレベルによって、そのカード所有者がアクセスできるエリアが決まります。レベル 0 が最高のクリアランスレベルであり、最も多くの権限が与えられます。
    3. 訪問者の名前および苗字を使用しない場合、[エンティティ名] フィールドに訪問者エンティティの新規名称を入力します。
      デフォルトでは、エンティティ名[名前] および [苗字] フィールドを使用します。
    4. (オプション) [説明] フィールドで訪問者の説明を入力します。
    5. 訪問者をパーティションに割り当てます。
      パーティションはどの Security Center ユーザーがこのエンティティへのアクセスを持っているかを判別します。訪問者を確認できるのは、パーティションへのアクセス権を有するユーザーに限られます。
  15. 次のいずれかの操作を実行します。
    • 後ほどチェックインする訪問者を事前に登録しておく場合、[保存] をクリックします。
    • 該当訪問者を今すぐチェックインする場合、[保存してチェックイン] をクリックします。

詳細については、この動画をご覧ください。使用可能ないずれかの言語で動画字幕をオンにするには、字幕アイコン (CC) をクリックしてください。