モーション検出について - Security Center 5.8

Security Center 管理者ガイド 5.8

series
Security Center 5.8
revised_modified
2019-09-17

モーション検出は、一連の動画画像の変化を観察する機能です。動画内のモーションを構成する要素は、非常に複雑な基準に基づいて定義されます。

モーション検出には次の 2 つのタイプがあります。
ソフトウェアモーション検出
録画用に設定された動画ストリームに対するモーション検出が Archiver によって実行され、Security Center によってモーションイベントが生成されます。
ハードウェアモーション検出
動画ユニットによってモーション検出が実行され、そのユニットでモーションイベントが生成されて Security Center に送信されます。
次の表に示すように、サポートされる機能は 2 つのタイプで異なります。
機能 ソフトウェア ハードウェア
モーション検出設定の構成 Config Tool ユニット独自の構成ツール1
Security Desk の [モーション検索] タスク はい サポート対象デバイスリストを参照2
動画再生時のタイムラインにモーションインジケーター (緑色のバー) が表示される はい サポート対象デバイスリストを参照2
複数のモーション検出ゾーン はい Camera-specific3
追加のサーバーリソースが必要 はい いいえ
感度の自動キャリブレーション4 はい いいえ
重要:
  1. ハードウェアモーション検出の構成を簡単にするため、ソフトウェアモーション検出で生成されたモーションブロックが Config Tool に表示されます。
  2. 一部のカメラは、動画分析機能の一部としてモーション検出をサポートします。
  3. 複数のモーション検出ゾーンをサポートしないユニットもあります。モーション検出を [Archiver] から [ユニット] に切り替えた場合、そのユニットでサポートされない既存のゾーン構成は失われます。
  4. ユニットと Archiver では感度の解釈が異なるため、Config Tool でモーション検出ゾーンをテストしても、ユニットの動作が正確に反映されない場合があります。

モーション検出を構成するには、動画画像のエリア、モーションの感度、モーション検出設定を適用するスケジュールを指定する必要があります。すべてのカメラに [常時] スケジュールに基づくデフォルトのモーション検出設定が用意されています。デフォルトのモーション検出設定は、変更できますが削除できません。

録画ストリームとして [H.264] ストリームが選択されている場合は、[高度な設定] ボタンが有効になります。このボタンをクリックすると、[H.264 モーション検出の高度な設定] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスを使用して、モーション検出設定の詳細を設定できます。

モーションブロック

モーションブロックは、動画画像に構成されたいずれかのブロックの内部でモーションが検出されたときに生成されます。ブロックに含まれるエリアで連続する 2 つの動画フレームにモーションが検出されたときは、動画画像に明確なモーションが存在します。検出されるモーションブロックの数は、モーションの量を表します。モーションブロックは、動画画像上で半透明の緑色のオーバーレイとして表されます。

明確なモーション検出

動画上にモーションブロックがあっても、システムがモーション関連イベントを生成するとは限りません。それはノイズである可能性があります。モーションの開始時点 (モーション・オン・イベント) と停止時点 (モーション・オフ・イベント) を特定するには、特定の環境で最適な結果が得られるように、[感度]、[連続フレームヒット数]、[モーションオンしきい値]、[モーションオフしきい値] の各パラメーターを調整します。

モーション検出構成のベストプラクティス

モーション検出を使用する主な目的は、保存する必要がある動画録画の量を減らして、必要なストレージ量、検索時間、取得時間を最小限に抑えることです。しかし、モーション検出の構成はカメラごとに慎重に行う必要があります。モーション検出を構成するときは、次の点を考慮してください。
  • 期待する録画を取得できない不十分な感度設定よりも、誤ったモーションイベントをトリガーする可能性がある感度設定の方が適切です。
  • すべてのモーション設定は Directory データベースに保存されるため、変更を行ったときは必ずデータベースをバックアップしてください。
  • モーション検出は、最も基本的な動画分析機能です。誤ったモーションイベントが生成される可能性があるため、特殊な侵入検出システムの代わりなど、重大な局面でアラームをトリガーするために使用することは避けてください。
  • [イベント発生前の録画時間] パラメーターの設定値を大きくすると、Archiver が使用するメモリ (RAM) リソースが増加します。このため、Archiver 上で許容されるカメラの数が減少します。高解像度のカメラも、メモリリソースに対して同じ効果をもたらします。
ソフトウェアモーション検出を構成するときは、次の点に注意してください。
  • 常に MJPEG ストリームを使用できます。
  • MPEG-4 ストリームを使用できます。
  • H.264 ストリームも使用できますが、プロファイルの概念があるため、一部のカメラは追加の [H.264 モーション検出の高度な設定] ダイアログボックスを使用して構成する必要があります。