エレベーター制御での HID ユニットと Synergis™ ユニットの相違点 - Security Center 5.8

Security Center 管理者ガイド 5.8

series
Security Center 5.8
revised_modified
2019-09-17

エレベーター制御には HID ユニットと Synergis™ ユニットの両方を使用できます。ただし、HID にはエレベーター制御に関して多数の制限事項があるため、新しいインストール環境には Synergis™ ユニットのみを使用することをお勧めします。

注: エレベーターを制御する HID VertX V1000 ユニットが故障して交換が必要になった場合 (特に、フロアーにロック解除スケジュールを適用している場合)、Synergis™ ユニットに切り替えることを強くお勧めします。
サポートされる機能 HID ユニット Synergis™ ユニット
コントローラーモデル / 入力の数 / 出力の数
  • HID VertX V2000 / 4 /6
  • HID iClass Edge / 2 / 2
  • 次の仕様の HID VertX V1000
    • V100 / 4 / 4
    • V200 / 2 / 18
    • V300 / 12 / 4
Synergis™ ユニットには、次の I/O に対応するインターフェイスモジュール が必要です。
  • HID VertX
    • V100 / 4 / 4
    • V200 / 2 / 18
    • V300 / 12 / 4
  • Mercury1
    • MR50 / 2 / 2
    • MR52 / 8 / 6
    • MR16IN / 16 / 2
    • MR16OUT / 0 / 16
  • STid リーダー

同じユニット上でメーカーの異なる複数のインターフェイスモジュールを混在させることができます。

ユニットあたりのエレベーター数 1。 最大 32。

1 台の Synergis™ ユニットで最大 32 個のインターフェイスモジュールをサポートできます。したがって、1 台の Synergis™ ユニットで 32 台のエレベーターでそれぞれ 6 フロアーをサポートしたり (32 MR52 を使用)、6 台のエレベーターでそれぞれ 60 フロアーをサポートしたりできます。

フロアー追跡機能を使用する場合は、出力モジュールを入力モジュールで置き換えなければならないため、サポート可能な数が減ります。V100 モジュールと V300 モジュールでは、モジュールごとの出力数が少ないことから、さらに数が減ります。

混合 エレベーターの制御に使用する HID ユニットを、エレベーター以外のものを制御するために使用することはできません。 Synergis™ ユニットは、エレベーター、ドア、ゾーンのすべてを同時に制御するために使用できます。
リーダーのタイプ
  • Wiegand
  • クロック & データ
  • Wiegand (Dorado)
  • クロック & データ (Dorado)
  • Wiegand
  • クロック & データ
  • Wiegand (Dorado)
  • クロック & データ (Dorado)
  • STid スマート・カード・リーダー
アクセスルールに対する例外 サポートされていません。 キャビンリーダーとして個々のフロアーごとに構成できます。
フロアー追跡 ユニットがオンライン (Access Manager に接続されている状態) になっている間だけサポートされます。 ユニットがオフライン (Access Manager から接続解除された状態) でもサポートされます。
アクセス許可ごとの単一フロアーの選択 サポートされていません。 カード所有者がフロアーを選択して、Synergis™ ユニットがフロアー追跡入力から信号を受信すると同時に、すべてのフロアー出力が制御された状態に戻ります。
エレベーター許可時間の重複回避 サポートされていません。

最初のカード読み取りによって解放されたすべてのフロアーは、許可時間が満了する前に 2 回目のカード読み取りが行われると、解放されたままの状態になります。

サポートされています。

前のカード読み取りによって解放されたすべてのフロアーの許可時間は、次のカード読み取りによって終了します。この動作は、前のカード所有者がフロアーを選択したかどうかにかかわらず適用されます。

フロアーごとに異なるアクセススケジュール

シナリオ: アクセスルール 1 により、Bob には午前 9 時から午前 10 時までフロアー 1 へのアクセスが許可されます。また、アクセスルール 2 により、午前 10 時から午前 11 時までフロアー 2 へのアクセスが許可されます。

サポートされていません。

各フロアーに適用される異なるアクセスルールによって同じカード所有者にアクセスが許可される場合、それらのアクセスルールによるスケジュールが結合されます。

左記のサンプルシナリオの場合、Bob には午前 9 時から午前 11 時までフロアー 1 と 2 へのアクセスが許可されます。

サポートされています。

フロアーごとに適用される異なるアクセスルールによるスケジュールは、それぞれ個別に維持されます。

左記のサンプルシナリオの場合、Bob は午前 9 時から午前 10 時まではフロアー 1 へのアクセスのみ、午前 10 時から午前 11 時まではフロアー 2 へのアクセスのみが許可されます。

1Mercury インターフェイスでエレベーターを統合するには、Mercury EP または LP コントローラーが必要です。