ゾーンについて - Security Center 5.8

Security Center 管理者ガイド 5.8

series
Security Center 5.8
revised_modified
2019-09-17

ゾーンは、一連の入力をモニタリングして、それらの入力の総合的な状態に基づいてイベントをトリガーするエンティティのタイプです。トリガーするイベントにより、出力リレーを制御できます。

ゾーンの概念は、警報盤の世界から借用したものです。警報盤では、特定のアラームをトリガーするために電気入力がゾーンと関連付けられています。Security Center では、イベントをトリガーするために電気入力がゾーンと関連付けられています。イベントに対するアクションを使用すると、これらのイベントを使用して出力をトリガーできるだけでなく、アラームをトリガーしたり、メールを送信したり、カメラ録画を開始したりすることもできます。
ヒント: カスタムイベントを定義して、特別な入力の組み合わせに対応することもできます。

ゾーンは、キースイッチ、ソフトウェアコマンド、スケジュールを使用して、監視 (トリガーを有効化) または監視解除 (トリガーを無効化) できます。ゾーンの監視は、ソフトウェア (アクションコマンドまたはスケジュールの使用) またはハードウェア (この機能をサポートするユニットの場合) によって行うことができます。

I/O リンク

I/O リンクは、特定の電気入力セットの複合的な結果に基づいて行われる特定の出力リレーの制御です。各入力は、特定のモニタリングデバイス (モーションセンサー、煙探知機、ドアや窓の接点など) に接続されます。

たとえば、窓が割られた場合は、ユニットの入力に接続された窓のガラス破損センサーを、ブザーをトリガーする出力にリンクできます。
注意:
HID VertX ユニットでは、一部の入力 (AC エラーバッテリエラーなど) を最初の目的とは別の目的のために構成して (チェックボックスをオフにして)、I/O リンクで使用できるようにする必要があります。しかし、他の入力 (ドアモニターなど) は指定された目的でしか使用できません。特定の目的の入力を汎用入力として使用すると、その構成は正常に機能しなくなります。HID VertX ユニットでは、ゾーンあたりの入力数が 20 を超えないようにしてください。この制限を超えると、ユニットの同期に問題が発生する可能性があります。

ゾーンの状態

ゾーンの状態は、ゾーンに関連付けられている入力の組み合わせ (AND/OR) によって決まります。

使用できるゾーンの状態は以下のとおりです。
通常
入力の組み合わせがゼロ (0) になる場合
アクティブ
入力の組み合わせが 1 になる場合
トラブル
監視対象の入力が少なくとも 1 つ必要です。少なくとも 1 つの入力がトラブル状態になったときに、ゾーンはトラブル状態になります。トラブル状態は他のどの状態よりも優先されます。

ハードウェアゾーン

ハードウェアゾーンは、1 つのアクセス・コントロール・ユニットによって I/O リンクが実行されるゾーンエンティティです。ハードウェアゾーンは、Access Manager とは関係なく機能するため、Security Desk で監視または監視解除できません。

ハードウェアゾーンは、迅速な対応とオンライン動作がセキュリティシステムにとって不可欠な場合に推奨されます。ゾーンを制御するアクセス・コントロール・ユニットサーバーモードで操作しないでください。Security Center で構成されたユニットは、その後 Security Center に接続または制御されていない状態で自律的に動作できる必要があります。

ハードウェアゾーンは、キースイッチ (入力) またはスケジュールを使用して監視できます。

仮想ゾーン

仮想ゾーンは、ソフトウェアにより I/O リンクが適用されているゾーンエンティティです。入力デバイスと出力デバイスは、さまざまなタイプのユニットに属することができます。仮想ゾーンは Zone Manager によって管理され、すべてのユニットがオンラインでなければ機能しません。Security Desk から仮想ゾーンの監視および監視解除を行うことができます。

仮想ゾーンは、柔軟性が要求される場合やアクセス・コントロール・ユニットが使用できない場合に推奨されます。

I/O ゾーン

I/O ゾーンは、1 つの Synergis™ ユニットがマスターユニットとして機能しながら、I/O リンクを複数のユニットに拡張できるゾーンエンティティです。I/O ゾーンに含まれるすべての Synergis™ ユニットを同じ Access Manager によって管理する必要があります。I/O ゾーンは、Access Manager とは関係なく機能しますが、マスターユニットが停止すると機能しなくなります。マスターユニットがオンラインである間は、Security Desk から I/O ゾーンを監視および監視解除できます。

I/O ゾーンは、迅速な対応、オフライン動作、複数のユニットにまたがる I/O リンクが必要な場合に推奨されます。