カメラウィジェット - Security Center 5.11

Security Desk 入門ガイド 5.11

Applies to
Security Center 5.11
Last updated
2022-11-23
Content type
ガイド > ユーザー ガイド
Language
日本語
Product
Security Center
Version
5.11

カメラウィジェットは、選択中のタイルにカメラ動画が表示されている場合に限りコントロールパネル内に現れます。

カメラウィジェット内に表示されるボタンは、実行中のタスクやカメラの種類に応じて変化します。たとえば、タイル内に表示されているカメラ動画がストリーミングライブ動画の場合、一式のボタンが表示されます。タイル内に表示されているカメラ動画が再生中の録画の場合、いくつかのボタンが変化します。カメラが音声をサポートしている場合には [音声] ボタンが現れ、サポートしていない場合、このボタンは灰色反転します。

次の 2 つの画像は、音声未選択のライブ動画をタイル内に表示する場合に現れるカメラウィジェットと、音声選択済みの動画をタイル内で再生する場合に現れるカメラウィジェットを示したものです。

  

カメラウィジェット内には、次のようなコマンドがあります。

ボタン コマンド 説明
ジャンプ巻き戻し1 所定の時間単位での巻き戻し (ジャンプ巻き戻し) を行います。このボタンをクリックするたびに、録画再生が 15 秒ずつ巻き戻しされます。この値はオプションダイアログボックスから構成できます。
巻き戻し1 逆に再生します。このボタンをクリックするたびに、逆再生速度が 1x から 2x、4x、6x、8x、10x、20x、40x、100x に調整されます。[再生] ボタンをクリックすると、1x (通常の速度) の順方向での再生に戻ります。
前フレームへ1 動画を 1 フレーム戻します。ジョグホイールを使用するのでも同じ結果を得られます。このボタンを使用できるのは、動画が一時停止されている場合のみです。
一時停止1 現在のフレームで再生を一時停止します。
再生1 通常の速度 (1x) で録画を再生します。
次フレームへ1 動画を 1 フレーム進めます。ジョグホイールを使用するのでも同じ結果を得られます。このボタンを使用できるのは、動画が一時停止されている場合のみです。
早送り1 再生を早送りします。このボタンをクリックするたびに、再生速度が 1x から 2x、4x、6x、8x、10x、20x、40x、100x に増加します。[再生] ボタンをクリックすると、通常の再生速度 (1x) に戻ります。
ジャンプ早送り1 所定の時間単位での早送り (ジャンプ早送り) を行います。このボタンをクリックするたびに、録画再生が 15 秒ずつ早送りされます。この値はオプションダイアログボックスから構成できます。
ライブに切り替え1 表示する画像を再生動画からライブ動画に切り替えます。
録画オン (赤色点灯) カメラが映像を録画中です。クリックすると録画が停止します。
録画オン (赤色点滅) カメラが映像を録画中ですが、まもなく手動録画時間の終わりに達します (残り 30 秒)。クリックするとタイマーがリセットされて、さらに 5 分間、録画を延長できます。
録画オン (システムによりロック) カメラは現在録画中であり、システム構成により制御されています。クリックしても録画を停止できません。
録画オフ カメラは現在録画中ではありません。クリックすると録画が開始されます。5 分後に自動的に録画が停止します。録画を手動で停止することもできます。

カメラのコントロールに Auxiliary Archiver も使用している場合、[録画の状態] ボタンを右クリックし、[Auxiliary Archiver による録画] を選択して、Auxiliary Archiver ロール名の横にある [録画] ボタン () をクリックすれば、録画を手動で開始できます。

録画オフ (システムによりロック) カメラは現在録画中ではなく、システム構成により制御されています。クリックしても録画を開始できません。
録画の問題 カメラの録画に問題があります。問題の原因として、ディスク書き込み中のエラー、Archiver データベース書き込み中のエラーや、本来カメラが動画をストリーム配信すべきときに配信していないことが考えられます。このエラーが表示された場合、問題を解決するにはシステム管理者に連絡してください。
スローモーション1 通常の再生速度 (1x) とスローモーション (1/8x) を切り替えます。スローモーションモードのときに [早送り] または [巻き戻し] ボタンをクリックするたびに、再生速度がいずれかの方向で 1/8x から 1/4x、1/3x、1/2x に変更されます。
ループ再生 ループ再生を作成します。このボタンをクリックすると、タイムラインのいずれかの終端に 2 つのタイムラインマーカー () が表示されます。それぞれのマーカーをクリックしてドラッグすることで、ループ再生の開始点と終了点を指定します。
速度スライダー スライダーを右にドラッグすると、再生速度を 2 倍速、4 倍速、6 倍速、8 倍速、10 倍速、20 倍速、40 倍速、100 倍速にできます。スライダーを左にドラッグすると、逆再生速度を -2 倍速、-4 倍速、-6 倍速、-8 倍速、-10 倍速、-20 倍速、-40 倍速、-100 倍速にできます。
速度スライダー (限定) 逆再生速度の調整範囲が -10 倍速、-20 倍速、-40 倍速、-100 倍速に限られること以外は、通常のスライダーと同じように機能します。制限速度スライダーは、すべての巻き戻し速度をサポートしていないフェデレーションOmnicast™4.xカメラで使用されます2
ジョグホイール 動画の一時停止中に、速度スライダーの代わりに使用できます。このホイールを使うと、フレーム単位で順再生および逆再生できます。
指定の時間に移動1 ブラウザーウィンドウが開き、録画の特定の日付と時刻に移動できます。
クイック検索 [クイック検索] ダイアログボックスが開きます。
ビジュアル追跡を有効化1 同じタイル内でカメラ間を移動している個人またはオブジェクトを追跡します。
動画をエクスポート1 Security Center Directory に接続しなくても再生できるスタンドアロン動画ファイルを作成します。
スナップショットを保存1 現在の動画フレームを画像ファイルとして保存します。
前ブックマークに移動1 前のブックマーク箇所までジャンプします。
ブックマークを追加1 ブックマークを動画に追加します。
次ブックマークに移動1 次のブックマーク箇所までジャンプします。
スピーカーを有効化1 スピーカーを有効にします。このボタンを使用できるのは、カメラが音声をサポートしている場合のみです。
スピーカーを無効化1 スピーカーを無効にします。このボタンを使用できるのは、カメラが音声をサポートしている場合のみです。
通話1 マイクを有効にします。このボタンを使用できるのは、カメラが音声をサポートしている場合のみです。
通話を停止 マイクを無効にします。このボタンを使用できるのは、カメラが音声をサポートしている場合のみです。
デジタルモードをトグル 画像に 2x デジタルズームを適用します。タイル内で、さらにデジタルズームを調整できます。
ストリームのプロパティを表示 選択した動画ストリームのプロパティを表示します。
デジタルズームプリセット 選択したタイルにデジタルズームを適用しているときに、このボタンをクリックすると、現在のカメラ画像位置のデジタルズームプリセットを追加できます。

1 Ctrl キーと Shift キーを押したままコマンドをクリックすると、そのコマンドが、キャンバス内に表示されているすべてのカメラに適用されます。

2オムニキャスト4.8は、生産終了となりましたのでご注意ください。詳細は、Genetec™プロダクトライフカイルページを参照してください。

詳細については、この動画をご覧ください。使用可能ないずれかの言語で動画字幕をオンにするには、字幕アイコン (CC) をクリックしてください。